サイダードロップス・同窓会1回目

エリク:
「初めましてのヤツは初めまして。
この企画を覚えてるヤツがいれば光栄なことだ。
今回『サイダードロップス同窓会』の司会をするエリクだ」

リリト:
「リリトだよ!」

ペペロンチーノ:
「チョコ大好き、ペペロンチーノじゃ」

リラ:
「リラだよ!」

ティール:
「ティールだ。今回は楽だなー」

ギスタ:
「ギスタだ。よろしく頼む」

エリク:
「旧サイトを作ったのが10年前で懐かしいよなってことで今回の企画をすることにしたが…
当時の企画や小説・マンガを読み直さなければならなくて
管理人双方MPを削られているようだ」

ティール:
「元々俺たちは旧サイトの看板キャラだったから、10年前に作られたんだよな。 そりゃMPも削られて当然だ。
文章や構成の稚拙さに耐えきれなくて、
Domainは今のサイトでは公開してないし」

リリト:
「Lost Heavenは今でも公開してるよ!」

エリク:
「もう非公開にしたいレベルで酷いが仕方ない」

ギスタ:
「そうだ。Lost Heaven、遅くなったが完結おめでとう」

リラ:
「おめでとう!」

エリク:
「ありがとう。
永遠に終わらないんじゃないかと思っていた」

ペペロンチーノ:
「アルフレッドの話も一段落したし良かったの」

ティール:
「本当に何から何までケリがついて良かったな。
というか、エリクのこの丸くなりっぷりに
俺は驚きを隠せない」

ギスタ:
「あぁ、うん。やわらかくなったよな」

リラ:
「みんなほんわかしてるね!」

リリト:
「昔はすぐ帰るって言ってたのにね」

エリク:
「うるさい。そっちも変わった気がする」

リリト:
「リラが大人になったというかなんと言うか?」

リラ:
「えへ。だってもう20歳だよ?」

リリト:
「大きくなったね…どころじゃない!
どこにお嫁さんにいっても恥ずかしくないレベルのお嬢さんになってた!」

ペペロンチーノ:
「昔は企画のときによく一緒にお菓子を食べたのにのぉ…
もうそんなことは無いんじゃな…」

リラ:
「今でもお菓子はいっぱい食べるよ!
チョコレートとか、ケーキとか、クッキーとか
昔の企画のときはお菓子があったのに、今日はないのかな?」

ギスタ:
「リラ。
クッキーは俺が作ったのがあるから、これを食べればいい」

リラ:
「わーい!チョコ入りだ。ぺペロン、一緒に食べよう!」

ペペロンチーノ:
「プペー!チョコレート!」

リリト:
「私もアメあげるー」

リラ:
「ありがとう、リリト!ギスタのクッキーあげるね」

ティール:
「まぁ、本人があんな感じだから、まだ、まだ、まだリラは嫁に行きそうにないが……エリクは結婚したのか?」

エリク:
「まだしてない。
最近やっと俺の養父の住む町に定住したばかりだからな。
もう少し生活も収入面も安定して、リリトの育ての親の墓をこちらに移したりしてからだと考えている」

リリト:
「エリクって真面目ー」

ティール:
「そうか、まだバタバタしそうな感じだな。
でも故郷に帰ったんなら、後は静かに暮らせそうで良かったじゃないか」

エリク:
「そうだ。ティールは何でも屋だったな。
頼みたいことがあるんだ」

ティール:
「なんだ?内容によっちゃ友達価格にしといてやるよ」

エリク:
「隣に住んでる奴なんだが…存在でも社会的にでもどちらでもいいから消してくれないか

ティール:
ふぁぶっ!?
びっくりしすぎて変な声出た……じゃなくて何なんだよ!?
隣の奴、何やらかしたんだよ!?」

エリク:
「隣にヤンキーが引っ越してきたんだ…!」

リリト:
「隣にアルフレッドとライラとグレンが引っ越してきたの。
ちゃんと挨拶に来てくれたんだ」

エリク:
「ケンカするたびにこっちにくるし迷惑だ。
だから消してくれ」

ギスタ:
「ティール、よかったな。
やりがいのある仕事が最期にきて」

ティール:
「待って!これ俺、引き受けたら絶対死ぬ感じ!
社会的に消してもアルフレッドに斬られるし、存在なんて消しに行ったら返り討ちに遭うパターンだ!
ギスタ、お前自分にはもう関係ねぇからって涼しい顔しやがって……!
あっ、そうそう、無理だから!俺んところ、そういう犯罪行為に触れることは受け付けてませんから!残念だわー!」

エリク:
「仕方ない。自分でやるか…」

ティール:
「やるか、が殺るか、に聞こえ……いや、気のせいだ。
俺は何も聞かなかった」

リリト:
「ティールとギスタはもう一緒に仕事してないの?」

ギスタ:
「あぁ。俺は今、喫茶店のマスターをやってる。と言っても王都内だから、ティールがしょっちゅうコーヒーを飲みに来るんで、あまり辞めた気がしないな……」

リリト:
「リラはどっちかの家にいる感じ?」

リラ:
「ううん。書類上の住所はティールのお家なんだけど、今は国内コンサートでいろんなところに行ってるから、ホテル暮らしだよー」

リリト:
「じゃあ今はそれぞれ自立したんだね」

リラ:
「うん!自立して、立派にやってるよ!」

ギスタ:
「リラ。ぺペロンも、クッキーをこぼすんじゃない」

エリク:
「ギスタの母親具合は変わらないな」

ティール:
「せめて過保護って言ってやってくれ。
あれでも妻がいるんだから」

エリク:
「妻?!結婚したのか!」

リリト:
「おめでとう!
ギスタはいいお父さん?お母さん?になれるよ!」

ギスタ:
「ありがとう。子供はまだだがな。
だけどお父さんと言い切ってくれ、そこは。なんで疑問符をつけたんだ」

リリト:
「だって、昔の企画の時には完全におかんだったもん…」

ティール:
ぶぁっはははっ、おかん!」(爆笑中)

ギスタ:
「リラ、
企画が終わったら、ティール抜きで食事に行こうな」

リラ:
「うん!」

ティール:
えっ

リラ:
「ぺペロンは、エリクたちと一緒に住んでるの?」

ペペロンチーノ:
「ワシはあのホテルに帰った。
2人の邪魔をするのは良くないからのぉ。
でもたまに遊びに行ってエリクにチョコを貰う」

エリク:
それは言うな

リリト:
「ずるい!私もチョコレート欲しい!」

ティール:
「野良猫に餌やってるみたいだな」

エリク:
「うるさい。次に行くぞ」